イブン・ハルドゥーンの「歴史」のうる覚え

イブンハルドゥーンの覚書を踏まえた雑記。全くこう言うの興味ない人にも上手く伝わるように、もしそう言う機会が来たらサラっと話せるように整理したものです。



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往々にして政権の初代は極端な天才が多くて、2代目は初代の背中を見て一緒に天下取りの仕事をした努力家の凡人が多く、三代目は天下太平でボンボンになることが多い。
弓矢と剣の時代は、戦争はもろに兵隊の腕力やメンタルの気合いがモノを言うらしいので、初代と戦っていた武将たちの孫たちもだいたいボンボンになるため、軍隊の力が弱くなる。そして、辺境に住むヤンキー全開の蛮族に攻め込まれても太刀打ちできずに国を取られる。
都をとった蛮族は、新しい政権をつくるけど結局三代目ぐらいまでにはボンボンになって、別の蛮族に都を落とされる。こういうパターンが歴史では繰り返されるものらしい。