軍事政権時代の韓国 続きの続き

開発独裁には本で読む限りはわりと好意的に思ってたんだが、現場で暮らしていた人たちの話を聞くと、とても同意できるもんじゃないことがわかる。
開発独裁とは、要はブラック企業ならぬブラック国家であって、国、企業、役所、司法、学校がグルになって低賃金で平民を搾取して国を富ませる政体ということなんだろう。でも国に分配する金がないとやっぱ庶民に還元もできねえ。貧乏な状態で民主化しても不安定な変な国ができるだけなんじゃないかな。
なんとも読んでいて軍政側も民主勢力もシロクロつけれないのであった。