2000年ウラジオストック留学⑧

ウラジオストック の海水浴について。

滞在中、僕たち日本人留学生はロシア人学生たちに連れられて海に行ったことがある。

今となっては場所はどこだったのかわからないが、ウラジオストックの海水浴場だったことは確かだ。そう、ウラジオストックはロシアであっても不凍港であり夏は暑いため泳ぐことができるのだ。

 

(意外!それは海水浴場!ロシアにもこう言う場所はあるのだ。2000年撮影。)

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その海水浴場は車で一時間二時間ほど飛ばした場所だったと記憶している。ドライバーのロシア人青年が日本では考えられないスピードで飛ばしていたので、結構距離は遠かったのかも知れない。

ちなみに、ウラジオストックの海水浴場をググってみたが街の近場にはあるようだが、車で一時間二時間の場所については記述がなかった。まあ、もうあれから20年もしてしまったので実は海水浴場と別の日に行ったドライブが頭の中で混同している可能性もある。

 

(当時の写真が出てきた。日本の海水浴場と大差ない風景。奥に陸が突き出している。地形から場所が特定できないものだろうか。)

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日本人留学生は男三人に女五人と女子率が高いので、海に行くと聞いたとき、女子の水着を撮影したくて使い捨てカメラを買いに行った。僕の携帯はこの頃カメラ機能がなかったし、たぶんカメラ付き携帯もそんなに普及していなかったように思う。

僕がカメラを買うところを見た女の子たちは、もちろん僕がいかがわしい目的でカメラを買ったこと、自分たちの水着を僕が撮影する気であることを見抜いていたので、ちょっと、やだ、何カメラなんて買ってるの?どうせみんなの水着を撮影するんでしょ?などなど責められたものだが、のらりくらりと言い訳を言ってはぐらかした。とはいえ、それらの写真は奥の方に行ってしまった。

 

 

何度か話したが、僕ら2000年度の夏の極東大学日本人短期留学生は女子が多く男子が少なかったので、僕でも結構女子に構ってもらえて楽しかったし、そばにいた別のロシア人男子の集団がちょっかい出したりしたのを覚えてる。もっとも、これもまた下らぬ余談である。

 


ちなみに、海水浴場とは言っても、当時は監視の人もいなかったし、沖に流されないためのネットもなかった。あれではおそらく毎年死者や流される人が出ていただろう。とはいえ、当時のロシアだったらそんなことも気にする社会じゃなかったし、地方当局もそんなことは取り合わなかったろう。2019年に久しぶりにウラジオストックを訪れたときは信じがたいほどに豊かになり、民度も社会も発展していた。だからもしかしたら今は海水浴場ももっとしっかりしているかもしれない。

とにかく、このようにロシアとは言ってもウラジオストック では夏に海水浴が出来るということは改めてここで紹介しておこう。